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2010年 1月 7日 (木)

ココア浴

by いづみ

松かさ病と思しきフィンにココア浴をさせてみました。
病気が発覚した1月2日、3日とエルバージュ+塩による薬浴を行っているので体外細菌は排除できたとして、今度は体内の細菌排除のためにココア浴をさせ、餌にもココアを混ぜて与えた。
この2日程度でみるみる元気に回復していて、体の膨れはもうほぼ無くなったと言ってもいい。

ココアには色々な成分があり、薬効のあるものの代表としてポリフェノール、オレイン酸がある。

ポリフェノールは整腸作用があることで有名。腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やす効果。また、ポリフェノール分子は複数個集まって高分子化合物を形成しているが、これがいわゆる食物繊維で腸内の蠕動運動を促し便を一纏めにして排出させるという効果をもたらす。
また、ココアはカリウムを多く含み更に腸を活性化させる。
この3つの相乗効果により強烈な整腸作用を形成する。

次にオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすという理想的な働きをする唯一の脂肪酸として知られている。
また、ピロリ菌やビブリオ科に属する菌にダメージを与える。人体においても腸炎ビブリオの予防や病後の治療にココアの摂取が有用との報告がある。

松かさ病の原因となるエロモナス菌はエロモナス科エロモナス属に分類されているが、細分化される前はビブリオ科に分類されていてビブリオ菌と酷似した細菌であるとされているため、ココアの摂取によって同様の殺菌効果があるとされている。

通常、観賞魚の病気治療には塩水浴や薬浴を行うが、薬の場合は水草に与える影響や健康な魚のために隔離してやる必要があるが、ココアの場合はそういった影響はあまり気にしなくて良い。
また、ココアにはタンパク質が多く含まれていてエサの代用となることからも、薬浴中の絶食状態とは違い食べる事で薬効とタンパク質を同時に摂取出来、魚の体力低下を防ぐ事も出来る。

尾腐れ病などのカラムナリス菌(グラム陰性菌)には有効ではないとされているが、こちらは塩水浴による治療の方が有効である。

ただし、ココア浴については多量のタンパク質を含むために水質を急速に悪くするので、短期間での水替えが必要となる。
あと、糞をいつもの3倍以上はするので糞量がハンパじゃない。


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